酒造りの原点は、原料と酵母の声を聞くこと。

高千穂酒造


「110有余年間守り続けていること」


高千穂酒造宮崎県西臼杵郡高千穂にある高千穂酒造株式会社は、明治35年(1902年)の創業以来、1回しか蒸留を行わない日本の伝統製法を継承し続けています。なかでも、原料の善し悪しは味を大きく左右するため手間を惜しまず選び、味を決定づける蒸留工程では手塩をかけて進めます。その結果、平成17年度、熊本国税局主催の酒類監評会焼酎の部において、麦焼酎「わかむぎ」ととうもろこし焼酎「刈干」が、前年に引き続き優等賞を受賞しました。

「全国から選りすぐった天然水」

「焼酎の約半分を構成するのが水であり、そこにこだわらなければ本当に良い焼酎はつくれない」と全国の天然水を比較検証し、最も相性の良かった阿蘇・白川 水源の天然水を割水に使うなど、目を見張るほどの水に対する徹底ぶり。名水百選に選ばれている阿蘇山麓の奥深くから湧き出す限りなく清純な水は、まろやかな味わいと軽やかなのどごしを実現させています。

「耳を傾けることへのこだわり」
高千穂酒造
「酒造りの原点は、原料や酵母の声に耳を傾けること」というこだわりをもつのは30年を超えて酒造りに携わっている下中野健さん。日々の積み重ねによってでしか本当に旨い焼酎は造れないことを知っているからこそ、原料や酵母の動きにこだわるのである。「うめしゅ」の原料である梅も、契約農家の愛情を受けすくすくと育った最高品質の高千穂産の梅を使うなど徹底している。

主要取扱商品

  • 長期樽貯蔵とうもろこし焼酎:月夜の梟
  • 麦焼酎:黒麹高千穂
  • そば焼酎:刈干・珠玉
  • 純米焼酎:露々
  • 芋焼酎:芋製高千穂

沿革

明治35年 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字芝原にて、興梠今太郎氏により本格焼酎製造を始める。
昭和45年 高千穂町大字押方925番地に新工場建設移転。
(生産能力7000石)商号を玉の露株式会社に変更
昭和51年 商号を高千穂酒造株式会社に変更
昭和58年  東京支店開設
昭和59年 新工場建設(生産能力35000石)
平成2年 ヤマエ久野株式会社に依る資本参加
平成13年 リキュールの製造免許取得

高千穂酒造株式会社
本社〒882-1102 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方925
TEL(0982)72-2323・FAX(0982)72-3323
http://www.takachihosyuzo.co.jp/